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平成24年度から継続してまいりました「マイクロチップ助成金制度」は、諸般の事情により平成30年3月末をもちまして終了させていただきます。
重症熱性血小板減少症候群(SFST)について、今般、発熱・衰弱等に加え血小板減少等の所見が見られた飼育ネコ及びイヌの血液・糞便からSFSTウイルスが検出された事例及び体調不良のネコからの咬傷歴があるヒトがSFSTを発症し死亡した事例が確認されました。これらのことから、厚生労働省より「重症熱性血小板減少症候群(SFST)に係る注意喚起について(第4版)」が発表されましたのでお知らせします。 |
マイクロチップは、直径2㎜、長さ約8~12㎜の円筒形の電子標識器具で、内部はIC,コンデンサ、電極コイルからなり、外側は生体適合ガラスで覆われています。それぞれのチップには、世界で唯一の15桁の数字(番号)が記録されており、この番号を専用のリーダー(読取器)で読み取ることができます。動物の安全で確実な個体識別(身元証明)の方法として、ヨーロッパやアメリカをはじめ、世界中で広く使われています。
突然の迷子や災害、盗難、事故といった場合にペットは住所も名前も言えません。
そんなとき、マイクロチップは確実な身元証明になります。また、わが国でも、近年多
く発生している災害発生時に備えるため、犬や猫などのペットを中心として利用者が急増しております。
一度体内に埋込むと、脱落したり、消失することはほとんどなく、データが書きかえられることもないため確実な証明になります。リーダーから発信される電波を利用して、データ電波を発信するため、電池が不要で、半永久的に使用できます。過度な痛みや負担を与えないので、ほ乳類、鳥類、は虫類(カメ、へびなど)、両生類(カエルなど)、魚類など、ほとんどの動物に使用できます。
迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになっても、マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、データベースに登録された情報と照合することで、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
※リーダーは、奈良県動物愛護センターや保健所、動物病院などに配備されています。
通常の注射針より少し太い専用インジェクター(チップ注入器)を使って体内に注入します。正常な状態であれば、体内で移動することはほとんどありません。痛みは普通の注射と同じくらいといわれており、鎮静剤や麻酔薬などは通常は必要ありません。埋込場所は、動物の種類によって異なりますが、犬やねこの場合では、背部頸部(首の後ろ)の皮下が一般的です。犬は生後2週齢、ねこは生後4週齢頃から埋込みができるといわれています。マイクロチップの埋込みは、獣医療行為にあたるため、必ず獣医師が行います。
マイクロチップの番号と飼い主の名前、住所、連絡先などのデータを、装着した獣医師が「動物ID普及推進会議(AIPO)」のデータベースに登録等の手続きを行います。
※奈良県獣医師会では、マイクロチップの重要性をご理解いただくための普及、啓発を行っております。
詳しくは、お近くの動物病院にご相談ください。
※以上は、環境省HPより抜粋