公益社団法人 奈良県獣医師会

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会長あいさつ

公益社団法人奈良県獣医師会長のご挨拶

県民の皆様には、益々ご健勝のことと存じます。平素は本会事業推進のため、ご理解とご協力を賜り有り難うございます。
 公益社団法人奈良県獣医師会は、本年で創立70周年を迎えます。これまで、ご指導、ご支援を賜りました関係各位に改めて深甚なる謝意を表する次第です。
 本会は小動物部会、産業動物部会、公衆衛生部会、一般部会の四部会を代表される理事、監事の諸先生のご協力を得まして事業を進めております。 
 我々は「獣医師の誓い―95年宣言」が規定する専門職・職業倫理の理念の下で、動物に関する保健衛生の向上と獣医学術の振興・普及を図ること等を通じ、食の安全性の確保、感染症の防御、動物疾病の診断・治療、更には野生動物の保護管理や動物福祉の増進に寄与する責務を担っています。  
 ここ数年、近畿、関東、東北を中心に台風、豪雨による災害が勃発しています。
奈良県獣医師会も奈良県及び奈良市との「災害時における動物救護活動の協力に関する協定書」を交わしておりますが具体的な対応・対策の検討には至っておりません。
 奈良県獣医師会には、今後想定される大規模災害に備えるため、獣医医療支援チーム(Veterinary、Medical、Assistance、Team:VMAT)の育成と組織化が求められています。
 今後の災害でも、被災動物への支援ボランティア獣医師の協力が必要と思われます。これらの研修に積極的に参加し、災害時の動物救護活動の初動体制体制の一助としたく思っています。 
 奈良県医師会と奈良県獣医師会との「学術協力の推進に係る協定書」に基づき、さらなる人と動物の共通感染症の流行制御や食品の安全性確保のために、両会が連携を取り、「医療と獣医療に共通する課題」について医師と獣医師が協力することで、県民により安心で安全かつ効率的な対応が可能になります。 
 是非、獣医師と医師が相互に持っている専門的な情報や技術の提供し、高病原性鳥インフルエンザをはじめとする人畜共通感染症に関する「研修会」の開催や「合同講習会」を検討致したいと思います。
 具体的には、ヒトと動物の共通感染症や、薬剤耐性菌(AMR)対策について見識を深め、医師会とのOne Health連携推進、そのステップアップを目指したいと思います。 
 今年こそ、災害のない、皆様が健康に恵まれ、さらなる飛躍の年となることをお祈りしております。
                           令和2年 正月
 
 


公益社団法人奈良県獣医師会長のご挨拶



平成27年4月 一般財団法人「奈良の鹿愛護会」事務局長就任
平成20年4月 財団法人「奈良の鹿愛護会」嘱託獣医師として勤務
平成20年4月 奈良県農林部畜産技術センター長にて定年退職
平成19年6月 奈良県獣医師会 副会長就任
平成16年6月 奈良県獣医師会 理事就任
昭和46年4月 奈良県農林部 就職
平成29年 吉岡 豊  先生が会長に就任。
平成26年 公益社団法人奈良県獣医師会となる。
平成23年 久保 益一 先生が会長に就任。
平成15年 宗 武司 先生が会長に就任。
平成 3年 中川 平八郎 先生が会長に就任。
平成 2年 石川 叔夫先 生が会長に就任。
昭和59年 会報誌「奈良県獣医師会だより」創刊号発刊。
昭和57年 社団法人奈良県獣医師会となる。
昭和25年 奈良県獣医師会発足。初代会長に 植村武一先生が就任。

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